「猫にも利き手がある」って知っていましたか?
研究によると、オス猫は左利き、メス猫は右利きになりやすいんだそうです。ここでは、利き手の概念、仕組みや研究結果、そして愛猫の利き手を調べる方法をご紹介します。
利き手とは?人間との共通点
利き手とは、日常の動作で自然とよく使う手のこと。人間に右利き・左利きがあるように、猫にも利き手(利き前足?)があるそうです。これらは脳の構造や性ホルモンの関連で決まると考えられています。人間の男性に左利きが多い傾向があるように、猫でもオスは左利きが多いのだそうです。人間と猫の共通点を見つけられたみたいで、ちょっと嬉しくなりました♪
研究から分かった猫の利き手
1970年代以降、哺乳類を中心に観察が進められ動物にも利き手があることがわかってきました。最新の調査では、猫の約7~8割に明確な利き手があることがわかっています。イギリス・クイーンズ大学ベルファスト校の心理学者の研究では、44匹(オス24匹・メス20匹)の猫を観察。階段を降りるとき、トイレで掘るとき、寝転がるときなどの行動を記録しました。

愛猫の利き手を調べる方法
「うちの子はどっち?」と気になったら、以下の項目をチェックしてみましょう。
- 階段を降りるとき、最初に出す前足はどちら?
- トイレで砂を掘るとき、どちらの手をよく使う?
- オモチャを押さえるとき、どちらの手を優先する?
どちらの手の使用頻度が多いかを比べれば利き手がわかります。特にトイレや階段の動作は自然に表れるので、信頼性が高い判断ポイントです。
オスとメスで利き手の違い
オスは左利き、メスは右利きが多い理由として注目されているのが性ホルモンです。
脳の発達は、エストロゲンやテストステロンなどの性ホルモンによって影響を受けるためオスとメスで利き手の違いが自然に生まれると考えられています。実際、脳の左右を支配する部分や神経伝達の仕組みには性差が確認されており、これが猫の行動や性格に影響を与えることも示唆されています。
人間でも、テストステロンを多く分泌する人は左利きになりやすいと言われいます。
右利きと左利きで異なる行動パターン
この利き手の違いは、日常の行動にも影響を与えると考えられています。
- 左利き:狩りや遊びのときに俊敏で大胆な動きをすることが多い傾向
- 右利き:器用で慎重な動作が目立つ傾向
利き手によって、猫の性格や行動パターンが自然に反映される傾向にあるみたいですね。しかし、これは傾向であってすべての猫には当てはまるわけではなさそうです。
利き手だけじゃなく、「猫は毛色と模様で性格がわかる?
」という遺伝子の観点から猫の性格や傾向が書かれた本も出ているので興味深いです。
猫の利き手を観察することで「身体の特徴」以上に、その猫の性格や行動の傾向を知ることができます。オス猫は左利きが多く大胆、メス猫は右利きが多く器用、といった違いを理解するだけで遊び方や接し方を工夫でき、愛猫とのコミュニケーションもぐっと豊かになります。



