猫と一緒に暮らすことになったら、事前に準備が必要です。
必要なものを整えておくことや頭に入れておくで、猫との生活がスムーズに始められます。猫を迎える際に準備しておきたいものや注意点をご紹介します。
猫を迎える日
猫はとても繊細で、警戒心が強い子も少なくありません。新しいおうちに来る日は、猫にとっても大きな出来事です。できるだけ静かな環境で、ゆっくりと慣れてもらう時間をつくってあげましょう。無理に抱っこしたり声をかけすぎたりせず、そっと見守るような気持ちで接してあげると、猫も少しずつ安心してくれます。
猫は人見知りする子が多いため、まずは猫がリラックスできるような環境を整えることが大切です。こちらからグイグイ関わろうとするよりも、猫のほうから近づいてくるのを気長に待つ方が、うまくいくことが多いそうです。お気に入りのおもちゃで遊んであげたり、そばにいる時間を少しずつ増やしたりしながら、自然なかたちで距離を縮めていきましょう。
わが家の愛猫も最初はとても慎重な子で、お迎えした日はソファの下に隠れてしまい、丸一日ほど物音ひとつ立てずにじっとしていました。少し心配でしたが、無理に手を出さずにそっと見守っていたら、翌日には静かにリビングに出てきてくれました。それでも最初の1週間は、こちらが近づくとサッと逃げてしまうような感じ。でも、猫用のおもちゃで軽く遊ぶようになったあたりから、少しずつ距離が縮まりはじめました。今ではすっかり甘えん坊で、気づけば膝の上で寝ていたり、朝は「ごはん~」と顔をのぞきに来るようになりました。時間はかかりましたが、猫のペースに合わせてゆっくり待ったことが、信頼につながったんだな~と実感しています。
猫が寝る場所
猫が安心できる眠れる場所を準備してあげましょう。猫によっては飼い主と一緒に寝たがることもあります。猫の性格に応じて、ケージやベッドの形状を選ぶと良いでしょう。
生後間もない子猫の場合、まだ体が小さく人と一緒に寝るのは危険です。ある程度大きくなり5ヶ月位からのほうが安心です。
猫は寝る場所にこだわりがあり、開放的に寝るのが好きな猫、すみっこで丸まって寝るのを好む猫など好みはまちまちです。
トイレ
猫のトイレの準備は欠かせません。猫用トイレは様々なタイプがありますが、システムトイレのようにおしっこが汚れにくいものを選ぶと衛生的だし便利!トイレの位置や種類を試しながら、猫が快適に使用できる環境を整えてあげましょう。
食器
猫用食器は専用のものを使用し、こまめに洗うことで猫の健康管理に役立ちます。定期的に熱湯などで消毒することも衛生的でいいと言えます。今は猫の食器専用の洗剤も出ているみたいですね。
温度と湿度
猫を飼う時の注意点として、温度と湿度の管理は大切です。一般的に室温は25度前後が快適とされていますが、個体差があるため猫の様子を観察し、適宜調整しましょう。湿度は40%~60%の間が理想的とされています。湿度が高すぎる場合は除湿器を、冬の乾燥時期は加湿器などを使って適切な湿度を保ちましょう。
猫のスペース
猫は繊細でストレスを感じやすい動物です。騒音や急な変化がストレスの原因となるので静かで安心して過ごせる場所を作ってあげましょう。静かな部屋の一角を猫のためのスペースとして確保し、そこで食事や休憩ができるようにしたり、キャットツリーや爪とぎ場所など猫がリラックスできるスペースを用意することが、猫にとって快適な生活環境に繋がります。
安全対策
猫は好奇心旺盛で小さな隙間や高い場所にも入り込むので、家の中にある危険な物の置き場所に気をつけましょう。電気コードは誤って噛まれると感電することがあるのでカバーを付けたり、誤って食べてしまう可能性のある小さなものなども置いたり落としたままにしないようにしましょう。
また、窓やドアが開いていると好奇心旺盛な猫は飛び出してしまうことがあります。家の出入りが多い場所では二重扉を設置したり、網戸は猫の体重で破れてしまうことがあるので網戸の強化やガードをつけることを考慮しましょう。
最後に
飼い主は猫について学び続けることを意識して、新しい知識を得るようにしましょう。
そうすることで、猫の健康や生活環境をより適切に管理することができ、猫の行動や健康を観察し変化に早く気づくこともできます。猫の性格や好みによって対応を変える柔軟性も求められます。猫に寄り添うことで、猫との生活を楽しく豊かにすることができます。大切な命です。猫を家に受け入れる時は最後まで幸せに暮らせるように責任を持ちましょう。
猫との暮らしは、初めてだと戸惑うことや悩むことも多いかもしれません。でも、それ以上に毎日が癒しと驚きに満ちた、かけがえのない時間になります。きちんと準備をしておけば、不安は少しずつ解消されていくはず。大切なのは、焦らずゆっくり、猫ちゃんとの信頼関係を築いていくことです。これから始まる“ねことの生活”が、あなたにとっても猫ちゃんにとっても、心から幸せだと思えるものになりますように。



